長崎〜軍艦島

軍艦島元島民ら70人訪問

炭鉱閉鎖に伴い無人島となった長崎市の軍艦島(正式名称・端島)への上陸が22日、約35年ぶりに一般に解禁され、元島民や観光客の約70人が訪れた。
軍艦島は、文化庁が世界遺産候補に選んだ「九州・山口の近代化産業遺産群」の1つ。同市は今後、新たな観光スポットとして売り出す考えだ。
長崎港から南西約19キロ、全周約1・2キロで、遠くから見ると軍艦の姿にも見える島は、かつて炭鉱で栄え、最盛期には約5000人が居住。
1974年の炭鉱閉鎖で無人化したが、国内最古とされる鉄筋高層集合住宅の跡が今も残る。
49年から閉山まで暮らした黒田トシ子さん(74)=長崎市=は、3年前に死別した元炭鉱労働者の夫の写真を持参して上陸。
集合住宅に「お父さん、帰ってきたよ」と呼び掛けた。



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