軍艦島上陸1周年で乗客に記念品 |
「軍艦島」の通称で知られる長崎市高島町の端島への上陸クルーズ船を運航しているやまさ海運(同市古町、伊達昌宏社長)は21日、上陸解禁の1周年を前に乗船客に記念品を贈った。
同社は、長崎港を発着点に海から端島を見物する「軍艦島クルーズ」を1997年に始めた。昨年4月の上陸解禁を受け、島内を見学できるコースを新設、21日までに5万2116人が参加した。
記念品贈呈式は同市元船町の大波止第2桟橋で開催。伊達社長が「はるばる長崎に来てくださってありがとうございます」と、68人の乗船客のうち最も遠くから参加した川崎市の男性会社員(38)に菓子やはがきなどの軍艦島グッズを手渡した。